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【禁欲1日目】「出会い系はじめたら負けかなと思ってる」

tinderをはじめた。 東カレの「膣ドカタ」で一躍有名になった海外発の出会い系アプリだ。 出会い系にはずっと拒否感があったし今もそれは変わらない。 俺はさみしさに負けて、ついに出会い系に手を出してしまった。 同じく「さみしさ」を埋め合わるためのサービスに風俗があるが、 風俗には「本当の情愛 」 なんて一切期待しない。 出会い型でつながりを求めるのはそれとは違う。 うーん、うまくいえない。 風俗は前提にあきらめがある。 いや、もちろん結局は「人間 対人間 」 の営みなので、 出会い系は違う。 女性たちは平気で「恋人募集」なんて ここでうまく立ち回れれば、オフパコの一つや二つ余裕なんだろう。 宗教にすがる人を「あいつは弱い人間だ」と、見下すような拒否感だ。 今、そんな敗北感を感じている。 個人的には出会い系の方がよっぽどいやらしい気がする。 (別に風俗が嫌らしくないわけじゃないが。) それっぽいやり取りがあったとしても、その場限りの嘘として楽しむものだ。 「人間らしい触れ合い 」 を誰かがお誂えた「システム」が提供 するのが 矛盾するように感じてしまうのだ。 過程をすっ飛ばして、お金を対価に「仮初め」の満足を得るサービス。 なので、それを利用することは 一種の自傷に近く、 ナイーブな 「人間らしい触れ合い 」へ 期待はない 。 一般社会と同じような社会性を持って相手と対峙するが 、 しかしそれも、嬢と客という関係性を維持するためだけのものだ。 仮初めじゃなくて「マジ」だ。 恐ろしいことを書いている。 つまり、風俗を利用するのと同じ諦念によってコミュニケーションを図り、 また同じ諦念を持つ女性と付き合い、同じように仮初めの満足を得るのだ。 いやそんなこと求めてないので考えてもしょうがない。 でもそれが出会い系を健全に使いこなす、唯一の方法のような気がする。