【4日目】「オナ禁」あらため「オナ忘」もとい「禁オナ禁」


俺がオナ禁が失敗するパターンに、「オナ禁のことを気にかけすぎる」というのがある気がする。その理由を考えてみた。

【オナ禁のためにオナ禁を忘れる】

「オナ禁を続ければこんな効果があるかもしれない」とか「オナニーをやってはいけない」と考えることは、「自制する自分」を意識させ、その対立軸として「欲望する自分」が浮かび上がる。そして、この対立は長引けば長引くほど「自制する自分」が敗北する。

よく知られている話だが、人間は、報酬が「たくさん」「確かに」「すぐに」もらえるほど価値を大きく感じる。オナニーによる快感は「たくさん」「確かに」「すぐに」もらえる報酬で、オナ禁の効果はネットの口コミ信じるほかない「不確か」で「いつか」もらえる報酬だ。

他人のオナ禁の効果の報告や、自身の目標を再確認することは、自制心に働きかけて天秤をいくらか傾けるかもしれないが、そもそもこの2つを天秤にかけてしまう時点で危険なのだ。

【自制心ゲージの消耗】

加えて、ある研究が実証したところによると、自制心はRPGのMPゲージみたいなもので1日に使える量が決まっているらしい。スーパーのレジ前にガムやチョコレートなど、多くの人の買い物の予定に入っていそうにないモノが置いてあるのは、自制心ゲージが少なくなったところで「ついつい」手を出させる、この人間の性質を利用した戦略らしい。

疲れている時、寝不足の時、ストレスがたまっている時など、負けやすい状況はいくらでもあるし、一日に何回も自制パワーを発揮していては、この戦いは乗りきれても次の戦いはどうなるか分からない。

ふだん何気なくつかっている「自制」って言葉だけれど、自分としては「欲望した時に我慢できる」消耗する力と「欲望し始めた自分を適切に対処できる」気づきの力の、2つの意味合いがある気がする。後者の方が長期の禁欲には重要かも?

【4日目の現状報告】

もっとも辛い最初の3〜4日を乗りきれたことが、オナ禁以外についても自分を前向きな気持ちにさせている。例えば、部屋を掃除しようという気持ちになったり、ひさびさに運動してみよう、という気持ちになったり。

抜け毛が減ったとか肌の調子が良くなったとか、寝起きが改善したとか、そういった変化はない。




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